グラブルとFF14に関するブログ

主にグラブルとFF14のプレイ日記です

FF14 暁月のフィナーレ クリア記念振り返りプレイ日記 89討滅~EDまで

FF14

 

ラストまでのネタバレ含み以下略。

 

 

 

 

/最後の休息

 

ウルティマ・トゥーレに向かう前に暁の仲間たちとそれぞれ会話。

全部良いんですけど、やっぱ中でもこの3人。

 

 

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この3人、所謂暁の大人組ですけど、同時に暁初期メンバーの生き残りが、タタル除くとこの3人だけなんですよね。

ミンフィリアがハイデリンの端末となり、途中参加したムーンブリダが死んで、パパリモは神竜封印の犠牲に、イダは名前を戻してアラミゴに帰参。

残った3人がこれまで色々あったなってのと、今後どうするかを酒入れながら話し合うのは、プレイヤー含めての付き合いの長さを感じて、こみ上げるものがあります。このへんもプレイ年数比例の情動ですかね…。

 

 

/天の彼方へ…の前に

 

ロールクエ。タンクのやつ。

 

 

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かつて角尊としてカヌエと競ったというエア・スラ・スピン。

ここぞという時に攻撃外しそうで信用ならない名前。

 

偽神獣と化したエアスラへの対抗策をカヌエと講じながら、大精霊の力を借りて決戦へ…って話なんですが…あの…このロールクエ、タンクですよね?内容がヒラみたいなんですけど…。

確かラザハンで聞いたのは、偽神獣グレイプニルの攻撃はかすり傷でも負うと死に至るから硬い壁役が必要って話で…それが活かされたかというと…んにゃぴ…。

 

一応カヌエの過去と、カヌエの護衛勤めてるヒゲのオッサンの素性が明かされたとかはありますが、ハイライトはここですね。

 

 

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森を浄化するのには自分の枝を添え木として差し出す必要があり、文字通り身を斬る行為に躊躇していた大精霊が、グリダニアの人々の思いに応えて、枝を…

 

 

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枝ちっさ。

お前のそのゴン太の枝をもっと大人数人で抱えるレベルで切り落とすのかと思ったらそんなんでいいのかよっていう。舐めとんちゃうぞコラ。

 

 

/天の彼方へ

 

 

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完成した箱舟の名前は魔導船ラグナロク

14世界的にはフルシュノが言う通り、アラグ時代のラグナロク級拘束艦が元ネタですが、シリーズとしてはFF8の飛空艇ラグナロクが元でしょう(というかラグナロク級拘束艦の元が8のラグナロクだろうし)。

余談として、8のラグナロクも宇宙に出る機能があり、設定上はメチャクチャ早いはずが、いざプレイヤーがフィールドで乗り回すと死ぬほど遅い。やる気あんのかボロ船ってくらい遅い。

 

さて、マザークリスタルは物理的にデカすぎて運びきれないので、エーテルに変換して船の動力とする。そのエーテルへの変換方法が、今までは基本禁忌とされてきた神降ろし。一度蛮神として呼び出し、船の動力源とする。この場面もまた好きでして。

 

 

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14にも召喚士と召喚魔法はありますが、シリーズ的な意味での召喚獣=蛮神なわけじゃないですか。で、シリーズ的には召喚獣ったら、基本的には戦力的に頼れる相棒ポジションなわけですよ。敵対することもあれど、その場合戦って勝てば力を認められて召喚魔法として使えるようになる…と言ったパターンも多かったので、基本一貫して味方。

それが14では、召喚士が使えるエギ以外は一貫して敵なんですよね。何しろ蛮神問題が暁の命題の1つで、プレイヤーは蛮神をちぎっては投げし過ぎて神殺しとまで呼ばれる始末。

 

でもそうじゃないんだ、と。蛮神の行動がアレなのは呼び出した側の願望がアレだったからで、力の使い方を間違えなければ彼らはいつも通り、頼もしき味方となり得るのだと。

 

 

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だからこの召喚獣大集合のシーン、何度見ても泣ける。暁月で2番目に好きなシーン。

旧14のOPで主人公が超える力で見た幻視をここで再現するのもニクい演出ですね。大召喚?なんのこったよ。

 

 

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メーティオンの終焉講座。

なんとなくこの語り、命そのものに加えて、MMO…というかネトゲのことも指してる気がする。

 

 

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正直このあとエステニィアンが道を開くまではマジで死んだかなと思った。

8人の中でこの場面、最後まで意識保って抵抗するのが、まあサンクレッド(かエスティニアン)かなという信頼と、死なせるとしたら…サンクレッドかな…みたいな部分があったので。

 

 

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到着、ウルティマ・トゥーレ。

カイを求めて意識なき命(離席)がうろつくエリア。

 

 

/□と敗北□侵さ□□星

 

死と敗北に侵されし星、とかでしょうか。

サンクレッドの行方を尋ねたウリエンジェに律儀に答えてくれるメーティオン。

 

 

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サンクレッドが散り際に残した想いが、生存できる環境を作り出した。

コンドライトもスタークォーツ原石もインテグラル原木もすべてサンクレッドです。

 

 

/尊厳と平和

 

 

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ここは俺に任せて先にいけ展開。

エステニィアンが挑発すると同時に最期の咆哮が流れるのがイカす。

この時点で最後に全員復活するやつだなって展開が読めちゃうわけですが、暁月のイイとこはエルピス編しかり、先の展開が読めてその通りのものがお出しされても面白いとこですね。

 

 

/文明の発展

 

ヤシュトラとウリエンジェの番。

サンクレッドの護るもそうですが、出発前の語らいがこれらの先にいけシーンと繋がってるのが良い。

 

 

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実際、イーア達の出した結論が付け入る隙もない完全なものかっていうとそうでもなくて

 

 

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この2つに関しては第八霊災後のシド達が明確に解決しちゃったりしてるので…。

 

 

/ハローワールド

 

オメガの故郷、アルファトロン星の住民オミクロンと、グラハの部。ニトロプラスエロゲーではないです。

 

 

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言われてみれば漆黒あけてから後、サベネアとガレマルドは冒険って感じではなかったし、月へ来たのはサンクレッド・ヤシュトラ・ウリエンジェの3人だけ。エルピスはプレイヤーのみ、と、今回暁として行動を共にはしたものの、あんまりグラハの望む冒険って感じではなかったんですよね。

願わくばこの先の新拡張で、グラハを相棒に新天地を歩き回れれば…。

 

 

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あとはココ。

文章だけだと伝わらないんですが、機械化されてはいるけど人間なんだなってのがわかる、感情こもったいい音声でした。

 

 

/君は決して

 

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アルフィノとアリゼー消ゆ。

…なんだけど、順番が最後なせいでこのあとすぐ復活する。ややウケ。

 

 

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一方アーテリスでは居残り組の面々の前に謎の人物…っていうかゼノスが。

…ゼノス、定期船に乗ってきたの?マジで?空中庭園に行くのにジャンプ?飛行?で直接乗りつけるようなやつが…定期船で…。

 

 

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全員の想いを背負ってメーティオンの元へ。バフ名、エンドウォーカー。

 

…しかしウルティマ・トゥーレにきてからこっち、意図してそう作られてるんでしょうが展開がノンストップ過ぎて、月やエルピスと同じく一度もテレポやデジョンで帰ることなく駆け抜けました。これ、途中でオールドシャーレアンに一人途中帰宅したら、NPCにどういう反応されるんだろう…。

 

 

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古代人、再び。

姿形が同じだけにエルピス時代と比べると、言動が演劇にドハマりしすぎやろコイツ感が凄い。そりゃプリマビスタも保護しますわな。

 

 

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エメトセルクのこの発破。

好意的に見れば今後の拡張ネタはまだまだ残ってるから安心しろ、に取れるんですが、ラゾア大陸やガ・ナボ大王国等が未実装に終わった11を思うと、どうかなあ…言うだけタダ現象じゃねえだろうなあと疑心暗鬼の芽が…。

理想は拡張の舞台、次点でエウレカやボズヤの様な〇〇ウェポンに連なる特殊フィールド。エキスパでサクっと消化はやめて欲しい。…でも一番ありそうで…いやぁ…。

 

なお十二神に関しては暁月のアライアンスレイド、ミソロジー・オブ・エオルゼアが内定してます。どういう形で出てくるのかはわかりませんが、一番人気は多分ビエルゴだと思う。身近さがダンチ。

 

 

/最終幻想ラストレムナント

 

 

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昔全く同名のスクエニゲーがあったっすねえ…。

終末幻想アーモーロートのメーティオン版とも言えるIDで、メーティオンが遭遇し滅んだ(滅んでいた)惑星の追体験

最初の惑星の種族がナマズオみたいだったからナマズオの予言ってこれ!?って一瞬思ったけど別の惑星ですから、ナマズオの先祖が宇宙から飛来したんでもない限りそんなことはないですね…。

3ボスのラーラーは蝶の向きがわかりにくいんで結構エキスパで被弾して宣告つく人を見ます。っていうかついた。自分に。

 

 

/終焉を謡うもの

 

 

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名前・動機・見た目、何からなにまでFFのラスボスってこんな感じだよなってなるラスボス。散々巷で言われてるように天野絵への寄せも凄い。

第七霊災のサンクレッドとヤシュトラが祈ってるシーンと、戦闘中挟み込まれるシーンが完全一致で、こういう演出好きだわ~って思いと、最後も暁8人でやりたかったなあって思いが半々。…まあでも、IDもレイドも全部NPCとやれるってなると、MMOってなんだよって部分もあるんでしゃーなしですね。

 

このバトルの白眉はやっぱりBGM。前半戦は足場にしてる神竜(ゼノス)戦(紅蓮4.0ラスト)BGMから、新生2.0ラストバトルのアルテマウェポン戦→蒼天3.0ラストのナイツオブラウンド、漆黒のハーデスと、各章のラスボスメドレー。ここもやはり、駆け抜けた人と、当時の究極幻想アルテマ・極ナイツ・神竜・ハーデスを周回した人とでは、こみ上げる熱量が違うんじゃないでしょうか(老害マウント)。

 

後半は満を持しての暁月メインテーマ。

避けにくいギミックは前半に集中しているので、実質殴り合いながら台詞演出とBGMを楽しむためのバトルですが、これに前半の隕石ギミックなんかが加わると演出を楽しもうにもそれどころじゃなくなるので正解でしょう。

 

 

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おわりの名は、希望。

 

 

/暁月のフィナーレ

 

 

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幻水2のジョウイ戦とか、スクライドの最終話とか、ダブルオー1期のグラハム戦とか、こういう物語上のラスボス倒したあと、主人公個人の因縁を清算する敵を最後にもってくるの、好き。

 

「思い出せ……!

武器を手にし、技を会得したときの高揚を。

新たな脅威、いまだ踏破せぬ頂を目にした時の欲を!」

 

「命を費やさねば得られぬ喜びがあったはずだ。

なあ……『冒険者』よ。」

 

当然選択肢は一番上。

 

決着後に「生まれ落ちて、楽しかったか?」と尋ねてくるゼノス。

ヴェーネスと同様の質問ながらも、ヴェーネスのソレが所謂メインクエスト、シナリオ関連の旅路だとするなら、ゼノスのコレは戦闘前の選択肢と相まって、バトルコンテンツに関する問いかけに思える。

 

道中、そんなに戦いたいなら極ゼノスを実装してトークンでも落とすようにすりゃこぞって皆戦いたがるよって考えましたが、【寒夜のこと】で身体が入れ替わった際の

 

「お前は、すでに狩ったことのある獲物に興味があるか?」

「…ないだろう。精々、毛皮や肉ほしさに、淡々と屠るだけだ」

 

という台詞を鑑みるに、ゼノスには毛皮や肉(トークンや武器アクセ)欲しさに淡々と周回されるよりも、この一度こっきりのタイマンのほうが、似合い&望みの展開だったんでしょう。極神竜は周回されたけど。

なのでこのラストバトルに関してはこれっきり、極もなにもない…ってのが美しい終わりだと思いますが、まあ多分実装される…かな。極メーティオンのあとくらいに…。

 

なおタンクなのでレヴェラスガントレットパンチは普通に痛そうでした(小並)。

 

 

/エンドロール

 

例の一枚絵を張ろうとしたら、はてなブログの月のファイル量オーバーしてて貼れませんでした。怒髪ウルティマトゥーレ。

 

 

/はじまりを迎えるための終わり

 

FF14というゲームは、決して完全なゲームではありません。

今でこそ高い完成度を誇っていますが、メーティオンに返した答えを借りると

 

「最初からこうだったわけじゃない」

 

です。

 

シナリオは、新生の頃は正直ビミョー極まってましたし、システムもなんとびっくり初期はミラプリがなく、タンクのダークライト装備のあまりのダサさを許容できず頭神話胴ホプリのホプリマンが跋扈したり、侵攻2層で召喚or学が半ば必須なせいでいつまで経っても募集が埋まらなかったり、トークン&箱開封式でなく現物ドロップだったせいで固定内のドロップの偏りで揉めたり、蒼天でシナリオが改善されたかと思えば今度はアレキ零式起動3層や律動2層以降の難易度で固定崩壊が相次ぎ、補充や新しい固定を探そうにも、今や当たり前のサーバー間PT募集が存在しなかったせいで、過密鯖ならともかく並程度の鯖だとPTを組める人数…というか零式に挑む人数の絶対数のせいで新しいPTを探すのがキツかったり、募集の枠がいつまでも埋まらなかったり、ロードオブヴァーミニオンとかいう死産コンテンツを産み出したり、エキスパIDの追加数が2から1に減ったり、アートマのfateが全然湧かなかったり、輝き集めが後続のエウレカレジスタンスウェポンと比べるとクソマゾ仕様だったり、メインクエルレの対象がいつまであの2つだけなんだよボケだとか、ハラスメント規制が厳しくなったせいでMMOなのに会話がろくになく無言ギブでパーティ解散が日常茶飯事はどうなんだとか、フィールドオブグローリーとかいうクソルールとか、色々あるにはあるんですが

 

そういう部分を(一部除き)改善しながらやってきたゲームが14で、クッキングウェイが言うところのパーフェクトキャロットではなく、本来食べられないレモンをマフィンに加工するような工夫を続けるMMO、それが14なんでしょう。

 

正直次の拡張からの新シリーズが、ハイデリン・ゾディアーク編を超えられるかというと期待薄な部分もありますが、それでも暁月メインを6.0~6.5とパッチをフルに使うのではなく(最初はそうするのかと思ってた)、6.0で綺麗に畳んでfinにしたということは、お話し的には残りのパッチを使って新拡張への助走とする意気込みと取れるので、その行動が実るのをこちらとしては祈るのみ。

 

願わくば、10年後も14を楽しめていますように。