グラブルとFF14に関するブログ

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月姫考察:ノエル先生は本当に〇〇のか?

月姫

 

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タイトルでのネタバレ避けを考慮した結果こんなクソまとめサイトみたいな表記に。

 

 

 

/ノエル先生は本当に弱いのか?

 

まずは先生が本編で見せた武装や戦法等をおさらいしていきましょう。

 

・槍斧

1トンという割とバカげた重さのメインウェポン。

素の腕力では扱えないので軽量化の秘蹟(魔術)がかかっている。

 

・黒鍵

シエル先輩直伝(であろう)黒鍵投擲。

現代では銃火器のほうが扱いやすいとの説明があるが、師事した人が人なので恐らく弟子入りしてから本格的に叩きこまれたものと思われる。

形状が先輩のと異なるのは、黒鍵の新旧差か、もしくは先輩が投げる瞬間、もしくはガードの瞬間に魔力を通して刃を形成しているのに対し、ノエル先生はあらかじめ刃を形成した状態で持ち歩いている節があるので、そのへんの差もあるのかしれない。

ちなみに代行者の武装には【灰錠】という、魔力を必要とせず、黒鍵並みの携帯性を持つ武装も存在し、どう考えても先生はこちらのほうが向いている。やはり師事した人が…。

 

なおメルブラでは弾数制限が存在する模様。

 

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1試合10発。

対する先輩はというと当然無制限。獺…。

 

・鉄甲作用

アルクルートで使用。

私程度の鉄甲作用じゃ~との言から当然先輩には及ばなくとも、不意打ちでアルクェイド(ただし恐ろしく弱体化中)を10m吹っ飛ばす程度の威力はある。

純粋な投擲技法らしいので、これを使えるのは結構なセールスポイント。

 

・火葬式典

シエルルートで不発。

結果は兎も角、先生も火葬式典を使うだけの技量?魔力?があるのは事実。

 

・聖堂

地面に突き刺した複数の黒鍵間にラインを走らせ壁を形成する、先輩直伝の結界術。フィンファンネルバリア。

アルクルートで四季ロアの分身体に使ったり、志貴を拘束したり、シエルルートで死者相手に使ったりと多用している。

シエルルートで14人の死者を集めた際の結界術も聖堂と同じであれば、触れると致命的な壁であると同時に、範囲内の吸血鬼の動きを鈍らせるデバフ効果もある。

 

以上。

並べてみると案外多芸ではなかろうか。

しかしこれらの戦法が代行者の最低限だとした場合、バリエだけ見てそこまで弱くないとは語り辛い。

加えて、他の型月作品の代行者は皆基本強キャラの立ち位置にあり、微妙な強さのネームド代行者はそれこそノエル先生がはじめてで、この落差こそが弱いと言われる所以であると考えられる。つまり既存キャラとの比較ではなく、あくまで代行者の平均値と比較して強いか弱いかを弾き出すべき。

 

そしてこの「代行者の平均値」については、シエルルートで死徒化した際に本人によって語られている。曰く

 

通常、Ⅳ階梯の死徒であれば代行者を圧倒し、

そのうえのⅤ階梯になれば、代行者が束になろうとものともしない呪いを帯びるという。

 

ノエル先生が自分を基準にして語ってる可能性がゼロではないのが困りものだが、この言が正しいとすると、並みの代行者が単独で倒せる階梯はⅢの不死までということになる。

正直ここの文言は、今まで代行者なら死徒(この場合Ⅵ階梯)を単独討伐できるくらいが基準値だと思っていたので違和感があったが、それこそ死徒ノエルが平均的なⅥ階梯の強さであるならば、同じく平均的な代行者であると仮定する生前のノエル先生が束になっても敵うイメージが浮かばないので、辻褄はあうのかも。

 

そして

 

Ⅰ階梯:死者=親の命令通りに動く操り人形。

Ⅱ階梯:屍鬼=意思はあるものの、明確な思考はできない、生前の姿を擬態している死者。

Ⅲ階梯:不死=生前ほどの思考能力はないものの、自分だけで生活を偽装できる。

 

このうち4日目に路地裏で襲われたものがアルクェイドの言によると屍鬼であり、いわゆるゾンビ映画に出てくるタイプのアレ。シエルルートのデパ地下で先生が無双した相手もこのⅠ~Ⅱ階梯と思われる。

問題はⅢ階梯の不死だが、生活を擬態できる=会話が可能ということで、先生が結界に閉じ込めて殺した14人(のうち一人は多分人間だけど)や、デパ地下に落とす役割を持っていたヤンキー2人等が該当するはず。つまり、先生はⅢ階梯の不死を単独処理できているのだ。

このことからも、とりあえず並みの代行者に要求される力量は持っていることになる。

 

つけ加えると前述の8/孵化逆Ⅱにて14人を殺処理後に字の文にて入った補足に、

 

彼女は自分以下の敵の対処は抜群に巧いが、自分と同等以上のものにはめっぽう弱い。

つねに最悪のケースを想像して自分を追い詰めてしまう性格が、彼女に本来の実力を発揮させないからだ。

 

とある。キルアかお前は。

 

 

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作中ポジションに天地の差があるとはいえ、弱く見えるのはこの性格面でのデメリットが大きく、本人の肉体的ポテンシャルはそう低くもない可能性はある。でなければこの直後に、秘蹟なしで1トンの槍斧を8回も叩きつけるのは、筋肉断裂云々抜きにしてもまず不可能だろうし。

 

 

死徒ノエルの初期階梯:Ⅱ

これも実力が低く見られがちな原因。が、死徒化した際の初期階梯は、親元の吸血の丁寧さと本人の免疫力に比例するハズで、肉体的素養や魔力量はおそらくあまり関係がない(でなければ完全パンピーだったさつきが祖並みにはならない)。

 

 

・結論

志貴にアッサリ殺されかけたり殺されたりするのが弱いイメージに拍車をかけているが、中の上はないにしても中の下か下の上くらいはある、ハズ。

主人公(志貴)に正面から殺されるのがマイナスイメージになるあたりがまず問題な気も…。

 

 

・余談

マテリアル本の死の線の発生画像のサンプル。

無機物は窓ガラスなのだが、生物のサンプルが…

 

 

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