グラブルとFF14に関するブログ

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月姫 -A piece of blue glass moon- ネタバレ感想

月姫 -A piece of blue glass moon-

 

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ルートコンプしたのでネタバレ全開です。

 

 

 

 

 

 

/アルクルート

 

同人版を丁寧に今の技術でリメイクした感じ。

ネロの部分がヴローヴに置き換わっているので、その周辺はまるっと別物に見えるが、話の本筋はほぼ変わってない。

ノエルやマーリオゥといった新キャラも、紹介に留めているだけというか、同人版でシエル先輩が担当してた場面を肩代わりしてるだけ。

1周目は強制的にアルクルートなのもあって、入門編・チュートリアルといったところ。

なので同人版からの既プレイヤーと今回が初の人とでは、受け取る面白さが結構違うんじゃないでしょうか。

もちろん話がどうであれ、ビジュアルノベルの極致ともいえる(まあ今ビジュアルノベルってジャンル自体ほぼ死んでるのは置いといて)演出は、話が既知であっても素晴らしいの一言なので文句なし。

 

残念だったのは、アルクが当時から設定でずーっとクソ強いんですって力説されてるのがどうにもそうは受け取れず、特にアルクルートは常に弱体化しまくってて、今回そこが払しょくされるかなーと思ったのがされなかった点。演出は別物レベルになってるとはいえ、全力出せずにヴローヴ(ネロ)に負け、ロアに負け、っていうのは変わっていないので…。

が、この部分はシエルルートで完全払拭されるのでした。

あとまあ、公式特典のスタッフ本で、アルクルートは本人の強さ描写含めて同人版のパワーアップに留めたほうがいい、と書いてあったので、意図的に変化少な目にしてるんでしょう。

 

それとこれはアルクルートというよりゲーム全般に関して。

同人版に比べてかなり文章が読みやすく、「—――」の多用やノンストップ文字羅列1ページ丸ごとみたいな、勢いや雰囲気重視の演出が体感だいぶ減ってたように思う。年月経過の賜物か。

UI面でもフローチャートが実にわかりやすく便利で、まさかのシーン回想機能も兼ね備えてて、見たい場面をセーブに残す必要すらないのが素晴らしい。

 

 

/シエルルート

 

別モン。

…いやまあ、ロアがアルクルートより早め(オブラート)に退場して、志貴に乗り移ってそれを察知したアルクェイドやシエルに殺されかけて、シエルと和解して一緒にアルクェイド撃退したりしてなんやかやED…っていう大筋は変わってない…ない…んですけどね。ジムじゃ頼りないからパーツ足してったらイデオンになったってくらい、盛り方が凄まじい。

 

まず本編でも志貴が繰り返し語ってたように、恰好良くて強いんですよね、先輩が。

元々同人版でヴローヴ相当だったネロと戦うのはルート共通部分なせいでアルク&志貴で先輩はほぼ出番なし(最後に鴉倒して治療するだけ)、まともに戦ったと思えばアルクェイドにボコられるわ、戦闘描写すらなくロアに串刺しにされてるわ、暴走アルクにボコられるわで、同人版だとアルク以上にほんっとにバトル面でいいとこひとっつもなかったんですよね先輩。

そのくせアルクと同じで設定面だけは強キャラで、バゼットの倍くらい強いだとか、令呪ブースト付きのzero言峰でようやく勝てるだとか、サーヴァント相手に防戦なら可能だとか、今まで割と他の型月作品のキャラと比較して「いや強いよ?」って公式から言われてたわけではあるんですが、月姫fateのゲーム的演出差踏まえても、いやぁそんな強くないよ…って思ってました。

今回はその疑問に「じゃあ強いとこ見せたるわボケが!」って正面からブン殴られた。いや強いよ。バゼットどころか全盛期言峰も無理でしょコレ。防戦どころか第七聖典あればサーヴァントも消し飛ばせそう。

 

兎に角まずはヴローヴ戦。

旧版では中ボス(ネロ)と戦うことのなかった先輩が矢面に立って大活躍。

結果善戦するも負けてトドメは志貴に…ってんならアルクと同じなんですけど、なんとトドメ刺すのが先輩なわけじゃないですか。最高ですよ。

そのあとの死徒ノエル戦も先輩が主役で、復活劇から死者一掃の黒鍵の雨!ノエル本人も圧倒!トゥルーのほうのアルク戦はもう、詠唱・合体変形武器・大規模魔術と中二要素3種の盛り合わせでもう何がなにやら。

 

あと当然可愛さのほうも増しました。特に制服姿のほう。

修道服とかバトルスタイルのほうは割とメルブラのほうでブラッシュアップされてたんでそんなでもないんですけど、制服先輩は基本同人版のイメージから、まるっと20年分近代化改修されたかなと。

ただ今回の先輩、実年齢12歳と同人版より肉体年齢大幅に下がってて、実際同人版より幼い感じに描いてると思う。そういう意味では外見上の年上のお姉さんぽさは若干失われたかも。

 

なんか書き出すとキリがないんで2種のエンドの感想を。

 

・ノーマルエンド(ルート)

 

かなりほろ苦いビターエンド。

というか、本来2つあるアルクルートのEDも同人版で言うトゥルー1つに統一してたので、まさかこれがシエルルートの統一EDじゃねぇだろうなオイコラきのこボケコラ!って怒髪天してたらノーマルED表記で一安心。

トゥルーが別にあるなら…とこのほろ苦さも飲み込めた。

あと結構外伝・スピンオフみたいなの作りやすそうなEDでしたね。

先輩蘇生のために教会入りする志貴。限られた時間の中で実績を積むために魔眼を活かした代行者になったり、行き詰って死徒化したりとか。

 

ただしこのEDに辿り着いた時点では1つの不安アリ。

それは元々同人版のシエルEDは、今回のノーマルEDで志貴がちゃんと生き延びた末のトゥルーEDと、アルクが残留して先輩と二股かけるグッドEDの2種。

もしやトゥルーを改悪してノーマルに格下げし、グッドを全員ハッピーなトゥルーEDに格上げする気じゃねえだろうな、という…。

というのも同人版の二股EDが、先輩のルートなのにアルクに割り込まれた感があって大嫌…好きじゃないので。

志貴はホラ、そのへんのハーレム主人公と違って、ルート選択で相手を見初めたら、それ以外のヒロインを必要とあらば殺せるくらいの一途な極端さが魅力の1つだと思ってるんで、二股EDはちょっと、ネエ、みたいな。そんな心配をしながら一晩寝かせてプレイしたトゥルーでしたが…

 

・トゥルーエンド(ルート)

 

最ノ高。

…いや冷静になって思い返すと、やってることは、ノーマルのアルクェイド襲来をスケールUPさせてるだけなんですが、そのスケールUPがド級過ぎたと言いますか…。一歩間違えばギャグ。いや一歩間違わなくてもギャグだったかも。

シエルの切り札全投入は勿論、アルクのスケールが3重くらいの意味でヤバかった。ここまでやられたら設定だけ~の前言は大撤回。

あと多分プレイした人の7割くらい思ってそうですけど、エヴァっぽかったですね。上空に並べたアレがエヴァ量産機の整列陣形っぽかったり、光体アルクはまんまアダムか巨大綾並。BGMも真祖新生他、全体的に特撮的。リョナられる先輩がアスカに見えてきた。

演出的には旧劇ですし、タイミング的にないとは思うけど、シンエヴァ見たあとにトゥルーの演出盛ったとか…ねぇか。

まあエヴァはともかく、アルクェイドと先輩の本領、ミギーみたいになるロアと、見たかった未知がこれ以上ない形で見れたかなと。

 

一番嬉しいのは、このEDが先輩のトゥルーEDってことなんですよね。

内容よりも、月の表側のグランドフィナーレみたいなお話のヒロインを、シエル先輩にしてくれたことが嬉しかった。

Rから触れた人は正気を疑うかもしれませんが、当時の先輩ってヒロインの中でもアナルでカレーで不人気でネタキャラみたいな風潮がありましたから。

同人時代から先輩のファンだった身としては、予想すらしていなかった、真ヒロインと言っても過言ですらない20年越しの快挙。感無量。

 

 

/キャラ雑感

 

アルクェイド

 

先輩ほどではないけど、遠野家ヒロイントリオに比べるとかなりリファインされて、同人版だと年上っぽかったのが今回は同い年っぽくなってて可愛さがマシた。ヴローヴ戦の耐熱ドレスもサプライズで良い。セイバーリリィじゃんとかは禁句。

 

今回再認識したのが、アルクとかセイバーみたいな、本来クソ強いはずなのに制限かかってて本気出せなくて苦戦するってキャラは、味方の時より敵にまわったほうがバトル面では輝くねってこと。セイバーも強さ的にヤベーよコイツ…って感じたのは桜ルートのオルタ状態でしたし。性格も、なんかヤンデレみたいになってるシエルルートのほうが可愛くない?

 

ただ自分は先輩派なんでアレですけど、アルク派の人はグッドEDなくなったの結構なショックなんじゃないでしょうか。いや物語のオチとしてはトゥルーのほうが綺麗なんだけど、アレだとどう足掻いても月姫2の殺人貴に派生しないよねっていう…むしろ月姫2あるとしたらシエルトゥルーからの地続きですよねって…。

なおそのシエルトゥルーのロンスカ復活は痺れる演出でした。ファンサービスがよくわかってらっしゃる。

 

 

シエル先輩

 

今作の真ヒロイン。肉体年齢12歳…12!?

上でも語ったけど過去の不人気(あくまでヒロイン勢の中ではだけど)ネタキャラ扱いが嘘のよう。

同人版のルートも好きだけど、今作やったあとだと掘り下げにさすがに差があり、特に同人版は過去の罪を志貴に癒されるだけだったのが、ノエルという糾弾する側のキャラが加わったことにより、罪を正面から認めたうえで、それでも生きていこうとする復活劇が…っていうかもう、あのへんはヒロイン飛び越えて主人公っすね、やってること。

 

バトル面でも27祖を三体討伐、変形合体武器、大魔術、それぞれの詠唱、倒した敵の必殺技を継承可能な新特性と、盛り過ぎじゃねえか?ってくらい盛られてて志貴が若干霞んで見えるほど。特に最後のやつ、ロックマンじゃないんだから…。

一番好きなシーンはやはり、トゥルーでの第七死因・破城弩弓を構えた瞬間

曲・CG・シチュエーション、これで燃えない人間がいるだろうか。いやいない。

 

「第一死因(ブレイズ)、第三死因(ブレイド)、第四死因(ブレイク)を補助武装として合成。使用弾頭はコーノカント反応光から劣化ウラン弾に変更。テキストスロットは転生批判文から新約天使記に書き換え」

 

という前節も、ベクターキャノンじみたケレン味があってクソ燃え。

…ついでに言うなら、このときのアルクェイドはまだ敵の強さの一つ上を行く状態からアクセルかけていく段階で、逆説的にいえばこの狙撃から始まるバトルのアルクェイドがここまで強いのは、先輩がそれだけ強いから、なんですよね。

魔力量も、同人版設定の一般魔術師が40なら先輩は4000…から、今回で一般が20なら5000と、倍率でいえば100倍から200倍以上に上方修正されたし、いやホント強い。

 

強いて残念な点をあげれば、アルクとの因縁が詳細語られなかったこと。

仙台のロアの転生体が先輩で、次が本編のシキ。で、アルクェイドが活動するのは基本ロアの活動開始と同期。

となると、エレイシア→シキ間でアルクと先輩の遭遇があるとは思えず、エレイシア時代にボコした・ボコられたことなら、アルクがただのボディだった先輩にそんな敵愾心抱くとも思えないし、先輩にとっては自分(ロア)を殺してくれたハズなので、こんな険悪な関係になるか?じゃあやっぱ間にイレギュラーな何かがあったのか?ってのが同人版の頃から気になってまして。

伏線らしきものが一応、先輩がキャーンズ(フランス語で15)、つまり15代目のロアで、シキロアの棺がXVII、つまり17代目。とすると間の16代目がいることに。

ロアとして転生先を定めたのは自分って先輩がハッキリ言ってはいるけど、なんらかのイレギュラーで16代目を経由して、その16代目を狩りにいった先輩とアルクが衝突した…とかなら辻褄があう気がする。

もし正解であれば語られるのは遠野家ルートか、メルブラか。

 

見た目に関して言えば、肉体年齢が大幅に引き下げられて、なんかこう、当時は全く思わなかった魔法少女的転校生ヒロイン感が出てますね。魔法少女アイみたいな。

可愛さでいえば制服姿が顕著とは言いましたが、格好良さで言うと従来の修道服や第七聖典スタイルに加えて、今回追加されたヴローヴ戦のガンダムヴァーチェみたいなアレがゴツくて好きです。

 

しかし一点、一点だけ。

 

 

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ここの絵は同人版のほうが好きだったりします。

嬉し泣き感がこっちのほうがよく出てるというか。

 

 

志貴

 

主人公。個人的には一番声がついたことの恩恵が大きい気がする。

なんていうか、同人版のこのセリフはこういうテンションで喋ってたんだな、と。

士郎に比べて硬質なイメージだったのが、今回でだいぶ親しみやすくなったんじゃないでしょうか。特に先輩ルートだとだいぶ健全な男子高校生感が出ててグッド。

アルクルートだと自分の気持ちを自覚するのが兎に角遅いので、まわりくどい表現が多いうえに、音声付きのアルクへの態度が…いやひでぇなコイツ!

ついでに同人版の頃はそこまでそう思った記憶がないんだけど、屋敷の門限を悉く守らない。そりゃ秋葉もキレる。

 

 

秋葉

 

その秋葉。

バッドEDの1つ【眩病月】はおそらく、秋葉のいうことを全く聞かない志貴にブチ切れて、生命力の供給をカットした結果と思われる。なので表ルートでも殺害カウント1。いや殺してはいないか?

基本的に今回は遠野家ルートがないので当然影が薄いが、口だけ厳しくて本当は志貴にはダダ甘な妹感は、屋敷に寄り付かず門限を破りまくるこっちのルートのほうが出てるかも。

個人的に実の兄であるシキより志貴のほうを最優先するスタイルが、現実の長男としてはちょっと苦手だったりする。

 

 

翡翠

 

デザイン一番変化なし。可愛いけど遠野家ルートがないので以下略。

翡翠としてのちょっとした見せ場も琥珀さんの変装だったりするし…。

 

 

琥珀さん

 

服装面での変化が結構ある。

同人版では和服がこげ茶?臙脂色?だったのが、今回漆黒になり、エプロンつけてる時はそうでもないのが、外すと一転喪服にしか見えなくなるデザインがキャラにマッチ。

出番としてもこっちの表側ルートでも翡翠に変装してる部分があったり、何より一番大きいのがシエルルートの遠野家惨劇ver。

琥珀さんの反応自体は通常ルートと変わらないんですけど、秋葉と翡翠が死んでるのにあのリアクションなのが琥珀さんのヤバさをさりげなく演出してますね(秋葉はともかく翡翠まで死んでるのにああ振舞えるか?は疑問が残るけど)。

 

 

さつき

 

発売前はさつきシナリオあるんじゃねえの!?とか言われてたけど、よく考えたら遠野家ルートが主戦場なんだから今回の表側であるわけないやん…。

でも教えてシエル先生コンプ後の予告ムービー見るに遠野家ルートでの専用シナリオはほぼ確定ぽい。生きてりゃいいことあるね。

 

 

ノエル先生

 

月姫世界でありながら雛見沢症候群を発症した新キャラ。

ヴローヴと並ぶ、同人版との差異を象徴するキャラ。いやヴローヴがあくまでネロの代替であることを考えると、新規キャラの重要度はこちらが上か。

 

アルクルートだとイキりヘタレキャラとしての顔見せと、同人版で先輩が担ってた役割の肩代わり。この肩代わりに関してはスタッフ本の、同人版アルクルートのシエルが志貴に都合が良すぎる…が恐らく原因。まあ結局最後は先輩戻ってきちゃったけど、アレは志貴への好感度というよりはロアへの執着でしょう。

シエルルートがまさに本領発揮で、先述通り描写が盛りに盛られちゃいるけれど、流れそのものは同人版とそこまで変わらない対アルク戦と違って、ノエルまわりは完全な新規イベ(実はバトル的なタイミングだけでいえば同人版シエルルートのロアに相当しちゃいるんですけど)。

そう考えると、今回新生されたシエルルートの魅力は半分くらいは先生が担ってると言っても過言ではない…かも。

先輩がどんだけイカれた強さなのかも、一般的な代行者レベルのノエル先生がいるから引き立つ部分もあるわけで。

シエルルートやった後だと、序盤の「昼食より散歩を優先するとか音大目指してる?」って台詞が芸コマですね。

境遇だけならヒロインLVというか、もはや士郎クラスなので、正式なルートでなくてもいいからノエルED的なものが欲しかった…。死徒になった時の武器がクリスマスチャペルっぽいのが泣ける。

 

強さに関しては、先輩のいう限界は主に精神面、マーリオゥは毒舌なことを考えると、いうほど底辺代行者ってワケでもない気がするんですよね。

実際第Ⅲ階梯っぽい自意識のある吸血鬼連中を、罠にハメたとはいえ皆殺しにできる程度の実力はあるし。

メンタル面に関してはシエルルートの場合、本人を前に心情を吐露できないせいでマーリオゥに処遇を頼んだ先輩と、善人ではあるんだけど毒舌が過ぎるマーリオゥという組み合わせが最悪に近かったので、7割がたこの二人の所為。

一番のトドメはロア認定した志貴を先輩が庇い、その釈明(いやロアなのはこっちも確信してるけど起こしてから殺さないとダメなの!先走ってんじゃねえ!)が間に合わなかったことか。

…でも多分アラク博士につかまってなくても、性格上先輩は釈明しなかったよなあ…。

 

 

ヴローヴ

 

ネロの代替キャラ。声が良い声が。

fateに比べてバトルが少ない月姫(特にアルクルート)の山場の1つなので、当然滅茶苦茶気合入っててコイツとのバトルは大好き。

日本にきたのは復讐のためらしく、シエルルート・9日目夜の追憶シーンに、祖の持つ原理を他人に継承するっていうロックマンシステムについての言及があり、このシステムで継承したせいで本来なら耐えられないところを保っているなら、マテリアル本の原理血戒の項目とあわせて、相手はおそらくロア。対抗で改造魔。

ただロアの場合、フランス事変に我等ロアの元に集いし27祖!みたいな絵面で参加してるのがなんかヘンといえばヘン。

というかこの時参加してるならロアを潰しにきたアルクェイドが知っててもよさそうだし、あのシルエットはもしかして先代のゼリア・アッヘェンバウム?

もしくはフランス事変にアルクェイドは間に合わず、ロアを潰したのは別の人物?

とかそのへん、遠野家ルートで明かされると良いですね。

 

あと炎に見せかけて実は冷気ってネタバラシ、秋葉と被ってません?ワンチャン秋葉の能力変わってたりする?

 

 

ネロ・カオス

 

リストラ!

…されたのはあくまで本編中のこと、アルクの27祖解説シーンからして存在はしてる模様。

 

【日本に来る前に大きな仕事を片付けてきた】

死徒の中でも使い魔を複数体出せるのは一人だけ。そいつももう消えた】

 

との台詞を見るに、本編前にアルクに倒されたらしい。

が、27祖解説で倒されたとされる6人

 

【ヴローヴ】

【実(アインナッシュ?)】

【城(クロムクレイ)】

【剣(ベ・ゼ)】

【溶ける(エル・ナハト?)】

【四肢(メレム・ソロモン?)】

 

にカウントされていない為、消滅したわけではなさそう。

同人版設定だと全快のアルクでも殺しきれないとのことだったし、使い魔出せないくらいギタギタにしたけど死んだわけではない…ということでしょうか。

ネロの特性上666全部殺しきらないと意味がないし、全部殺しきったのなら消滅してるはず…は、まあ設定変わってるのかもしれないし、このへんは外伝の新生メルブラで語れそう。

 

 

ロア

 

アルクルートではラスボスとして健在なものの、リファインでピアニストからチンピラになってしまった。ピアニストのほうが正直好き。ていうかコイツのツラ、髪黒くしただけのギルガメッシュでは?

シエルルートでは超スピード退場。同人版ではリメイク版で言う地下で死体発見くらいの時系列で倒されたので、相当に巻かれてる。

が、影が薄いかというとそうでもなく、憑依が前倒しされたことによって時間をかけてロアの影響や、過去が詳細に描写されたのでキャラとしての深みは増した。

何よりシエルトゥルーのカーナビロアが、相棒じみてて新境地過ぎた。先輩にロアが力を貸してくれたんだって話したらどんな顔するのやら…。

まあ、深みが増したのは初代ロアであって、アルクルートラスボス状態のロアではないんですけど。あ、でもメルブラの移動攻撃技逆輸入してきたのは好きです。

なお同人版だとネロ以外と交友関係ゼロっぽかったのが、今回はオフ会に6人も集まったりして、割と人脈がある模様。

 

余談。

同人版確認してみたら、ロアが倒されて中1日で琥珀さんに襲いかかって先輩に第七聖典突きつけられるとかいう展開の速さで笑える。

同人版シエルルートのロアって、和服じゃないのが不自然なくらいシキ要素が強かったんで、その部分はリメイク版の遠野家ルートにまわすんでしょう。

 

 

マーリオゥ

 

毒舌ショタ。

考察として、こいつラウレンティス本人なんじゃないかなって気がする。

ロアの不老研究が「退化」「逆行」になったって記述が、歳を取らないのではなく若返っていく形の不老だとすると、ラウレンティスがその状態で若返り続けたのが現状のマーリオゥとか。

そうだとすると、子沢山というのも自分の若返りにあわせて隠し子という体裁で活動する理由になるし、志貴に兄のエピソードをアンタ自信のことじゃないのかと言われてたのにも納得がいく。マテリアルの嫌いな物が「ひとつ上の兄」でなく「ひとつ前の兄」なのも。

それはともかく毒舌でノエル先生を追い込んだので、ノエルポイントはマイナスです。

 

 

アンドー&カリウス

 

特に語れることもなし。カリウスに至っては一番出番あるのがシエルノーマルのエピローグなんじゃねえの?って気すらする出番の少なさだし。

マーリオゥと同じく、遠野家ルートでまだまだ出番があって法儀礼済みの拳銃弾ぶっぱなすアンドーや、魔術使ったりするカリウスが見れるのかも…と思わせて、チョイ役のまま出番の増加も特になく終わる可能性も普通にありそう。

fateの一成とか3人娘みたいな、数合わせレベルのわき役の前例はあるにはあるので。

 

 

みお

 

黒ヒョウ疑惑のあるツインテール

何気に月姫にいなかった「っス」系キャラ。

さつきルートがほぼ内定済みの関係上、攻略可能なヒロインには100%ならなそうなので、遠野家ルートのノエルポジションか。忌憚のない予想ってやつっス。

 

 

有彦

 

声がついてエロゲの友人キャラ感が増した。

同人版だと白シャツのみなんで上半身は結構変わってんですよね。

 

 

ラク博士

 

月姫Rにおける冬木の虎的なキャラかと思えば…絶対遠野家ルートの1つでラスボス張ると思う。

普段の言動やノエルに対する所業を見るに、恐らくヴローヴの天敵にある【改造魔】がアラク博士。

正体はリタだのスミレだの言われてるけど、リタは薔薇っぽく、スミレは水魔なので、個人的にはそのどちらでもない新規の27祖と予想。

ただスミレの流水を克服した、という特性が自身を改造した結果だとすれば、スミレの可能性はある。酔ってないのに常に酔ってるかのようにハイテンションもそれっぽいし。

でも水魔なのに蜘蛛ってのもなんか違うし…やっぱ新規の27祖かしらん。足が4本なら蜘蛛じゃなくアメンボ!水魔!って言い張れたかも。

 

 

斎木業人

 

🌚

 

 

来年くらいには遠野家ルート発売されるといいなァ…。